自分でチェック

Contents

自分で出来る住宅の部位別チェック項目

住宅の劣化ポイントを目視でチェック

あなたが御住まいの住宅をチェックして下さい。
毎日、過ごしている我が家だからこそ、あまり注意して観察したり見比べたりすることは殆ど無いかも知れません。しかし建物も期間が経てば、徐々に建物が傷んだり強度を失ったりしてしまいます。建物の瑕疵や劣化も放置しておくと、被害が拡大して修復費用や補修費用も増大してしまう可能性もあります。

御時間がある時にでも下記のチェック項目を御確認頂き、あなたが御住いの健全度を定期的に比較するようにして下さい。そうすることで、建物に発生した違和感に気づいたり劣化の進行状況を判断したりすることに役立ちます。

スレート瓦&セメント瓦のチェック

スレート瓦やセメント瓦は粘土瓦と違い定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスのタイミングを逃してしまうと、余分な修繕費用や修復費用が発生する原因にもなり兼ねません。2階の屋根はベランダや庭先からでは確認し辛いかも知れませんが、住まいを守る大切な傘の部分でもあるので、一年に一度は御自宅の屋根を検査して下さい。

スレート瓦の点検ポイント

スレート瓦は金属瓦と並んで、新築では使用されている頻度の高い人気の屋根瓦です。
スレート瓦のメリットととしては軽量で施工も容易なので、工事費が安価で済み施工期間も短くて済むという点です。
デメリットは破損しやすく紫外線や酸性雨などで劣化しやすいので、定期的なメンテナンスが必要な点です。

屋根塗料の剥離の写真(塗装工房)

スレート瓦やセメント瓦はメンテナンスをせずに放置しておくと、劣化が進行してしまいます。
一定条件を超える劣化状況に陥ってしまった場合は、塗装や差し替えなどでは対応出来ず葺き替えや重ね葺きなどが必要になる事もあります。スレート瓦が色褪せ(退色)したり留め釘が浮いたりカビや苔が発生してきた場合には、専門家による診断や調査を御検討して下さい。

✅スレート瓦屋根&セメント瓦屋根のチェックポイント10


▢屋根の鉄部に錆びや変色がみられる。
▢2階の天井に雨滲みが発生している。
▢天窓から雨漏りが発生している。
▢屋根に鳥の巣や害虫の巣がある。
▢苔や黴が発生している個所がある。


▢スレートやセメント屋根に変色がある。
▢スレート瓦やセメント瓦が変形している。
▢屋根の塗料が剥離している。
▢棟の板金が錆びている。
▢瓦が破損している。

セメント瓦の劣化写真(塗装工房)

軒瓦周辺に苔が発生

S型桟瓦の塗膜に剥離している写真(塗装工房)

セメント瓦の退色

スレート瓦のカビ(塗装工房)

スレート瓦にカビが発生


塗装工房
住まいの塗り替えは塗装工房に御任せ下さい!
052-231-3595(平日9:00~18:00)

粘土瓦(和瓦・日本瓦・J型桟瓦)のチェック

和瓦や日本瓦などの粘土瓦と呼ばれる瓦の場合、定期的なメンテナンスは不要です。
しかし瓦自体のメンテナンスが不要でも、瓦を固定している漆喰や葺き土が流出したり緊結している番線が外れたり破断したりすることはあります。(特に大回し工法の場合)
また、不慮の事故や落下物等の影響で瓦がズレたり破損してしまう事も考えられるので、定期的な屋根瓦の検査や調査は必要です。

粘土瓦の点検ポイント

日本瓦のメリットは『耐久性が高い』『断熱性に優れている』『遮音性が高い』ことです。
反対にデメリットは重量が重く地震の被害を被り易いことや、工事費が高くなる点等です。
スレート瓦と違い塗装は必要ありませんが、漆喰や緊結や補修などのメンテナンスは必要です。

鬼首漆喰の欠落(塗装工房)

葺き土を使用している粘土瓦は屋根が非常に重く、地震などの際にはスレート瓦や金属瓦と比較すると建物に負担がかかりやすい屋根瓦だと言えます。(反対に台風などには重い屋根は有効です)
また従来の大回し工法で緊結されている場合には、固定番線の発錆や破断といった劣化が生じる可能性も否定できません。粘土瓦が破損したり瓦と瓦の間に隙間が生じたり漆喰や葺き土が流出する等してきた場合には、専門家による診断や調査を御勧めします。

✅粘土瓦(日本瓦・和瓦・J型桟瓦)屋根のチェックポイント10


▢和瓦の漆喰が劣化したり欠落している。
▢和瓦が破損したりずれたりしている。
▢緊結の番線が緩んだり破断ししている。
▢瓦に葺き土の雨垂れ跡がある。
▢葺き土が流出している。


▢鳥獣や害虫が営巣している。
▢瓦に滲みがある。
▢緊結の番線が錆びている。
▢太陽熱温水器やアンテナが劣化している。
▢谷板金が破損したり発錆したりしている。

屋根瓦の固定番線の破断(塗装工房)

緊結番線の破断

袖瓦がズレている写真(塗装工房)

桟瓦の浮き(隙間が発生)

棟尻漆喰の欠落(塗装工房)

鬼尻漆喰の欠落


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陸屋根のチェック

陸屋根は殆ど傾斜が無いので勾配(傾斜)のある屋根に比べて雨漏りし易い屋根だと言えます。
また紫外線の影響も受けやすく、定期的に防水シートの貼り替えや防水塗装の施工などが必要になってきます。
特に陸屋根部分をバルコニーとして利用している場合には、人が歩行するので劣化や損傷しやすく注意が必要です。勿論、物干し台やアンテナや物置やエアコンの室外機などを置くと、周辺に雨水が溜まり易く重量で屋根も傷みやすくなってしまいます。

陸屋根の点検ポイント

住宅の屋根を陸屋根にするメリットとしては、建物内の有効スペースを大きくとったり、屋上スペースを有効に活用することが出来ます。(屋上を利用できない場合もある)
反対にデメリットとしては『夏場は最上階が暑くなりやすい事』や『冬場に寒くなりやすい事』や『雨水が滞水しやすく雨漏りしやすい事』などが挙げられます。

陸屋根の滞水写真(塗装工房)

陸屋根の立ち上がり部位や天端笠木の充填剤の劣化などにより雨水が建物内に浸入してしまう事があります。
また中長期経過した建物の排水口(ドレン)周辺には、雨水が長時間に亘り滞水してしまう事もあります。
建物によっては長年の振動や不同沈下や地震などの影響で、屋根が逆勾配になったり滞水しやすい箇所が発生してしまっている事もあります。
陸屋根に長時間滞水が確認出来る場合や最上階に雨漏りなどが発生した場合には、専門家による診断や調査をお勧めします。

✅陸屋根のチェックポイント10


▢降雨のあとに滞水している個所がある。
▢ドレン廻りに滲みがある。
▢排水口周辺が詰っている。
▢笠木に発錆や破損個所がある。
▢亀裂や退色している個所がある。


▢笠木のシーリング剤が劣化している。
▢変色や退色している個所がある。
▢苔やカビが発生している。
▢飛来物や落下物による傷が発生している。
▢屋根を触ると浮いている個所がある。

ドレン周辺の滞水(塗装工房)

ドレン周辺の滞水

防水塗装の下の劣化(塗装工房)

防水状況の検査と含水率調査

陸屋根の天端笠木(塗装工房)

天端笠木に充填剤の隙間


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雨樋のチェック

雨樋が破損したり変形したりしてしまうと、安全に雨水を敷地外へ放出出来なくなってしまう可能性があります。何らかの原因で竪樋が詰ってしまうと、軒樋を流れる雨水が行き場を失ってオーバーフローしてしまう原因にも繋がります。

雨樋の点検ポイント

雨樋は屋根に降ってきた雨水を住宅の敷地外に排水する為に必要な設備です。
雨樋が正常に機能していないと住宅に雨漏りする原因や建物の腐食や劣化の進行にも繋がります。
降雨時でないと判断できない様な問題点もあるので、定期的に降雨時の雨樋(軒樋・谷樋・竪樋など)の状態をチェックして下さい。

雨樋の集水器の詰まった写真(塗装工房)

竪樋が詰る原因としては飛来物や害鳥の営巣や漆喰や葺き土の堆積や落ち葉や瓦の破片などの影響が考えられます。軒樋がオーバーフローする原因としては、留め金具の劣化や損傷や軒樋の変形や堆積物の影響が考えられますが、他にも豪雨による長時間の滞水や地震や不同沈下などの可能性も考えられます。

✅雨樋(軒樋・竪樋・谷樋)のチェックポイント10


▢雨樋の留め金具が外れている。
▢雨樋の留め金具が錆びている。
▢雨の日以外でも軒樋に水が溜まっている。
▢軒樋が変形したり歪んだりしている。
▢集水器にゴミや小枝などが溜まっている。


▢竪樋が詰っている。
▢竪樋が破損している。
▢軒樋に枯葉や小枝が堆積している。
▢樋や集水器周辺に鳥や蜂が営巣している。
▢降雨時にオーバーフローしている。

破損した軒樋の写真(塗装工房)

軒樋の破損

金具が外れた軒樋(塗装工房)

雨樋の留め金具の外れ

破損した竪樋(塗装工房)

竪樋の破損


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小屋裏のチェック

小屋裏は住宅の損傷や劣化を判断する上で非常に重要な部位です。
小屋裏に問題がある場合、新築時からの瑕疵である場合と経年劣化により発生した損傷や劣化である場合があります。例えば、柱が梁の接合されてなかったり小屋束と母屋の仕口が収まっていない場合などは、新築時からの重大な瑕疵なので放置しておくと、巨大地震などの災害時に大きな被害を被る事になるかも知れません。

小屋裏の点検ポイント

住宅の小屋裏はあまりチェックする機会がないかも知れませんが、建物にとっては非常に重要な場所です。
害虫や害鳥獣が侵入していたり雨水が浸入している可能性があります。
また接合金物が結露で発錆していたり木材に亀裂や劣化が生じている可能性もあります。

ドロバチの巣の写真(塗装工房)

小屋裏に新築時からの瑕疵がある場合は、他の見えない部位(壁の内部や一階と二階の屋根裏など)にも何らかのトラブルを抱えている可能性があります。
また竣工時には問題がなかった場合でも、のちに不同沈下や地震や屋根の重量や台風などの影響を受けて大きな被害が発生している場合もあります。他にも害鳥獣や害虫などの影響で、小屋裏内に問題が生じている事もありますし、結露などで鉄部に発錆や木部に腐食が発生している事も考えられます。小屋裏内部に不審な現象や気になる点がある場合には、専門家による詳しい検査をお勧めします。

✅小屋裏のチェックポイント10


▢小屋裏に雨染みや滞水がある。
▢小屋裏に外からの光が差し込んでいる。
(雨水や害虫が侵入する可能性がある)
▢鳥や小動物の糞や尿の跡がある。
▢夜に小動物の動き回る音がする。
▢断熱材がきちんと敷かれていない。


▢接合金物が錆びている。
▢害虫の巣や鳥の巣がある。
▢夏場に2階の部屋が物凄く熱い。
(小屋裏に熱が籠っている)
▢2階の天井に滲みがある。
▢小屋裏から異臭がするときがある。

母屋と小屋束の仕口(塗装工房)

母屋と小屋束の接続(仕口)の状況

小屋裏の瑕疵(塗装工房)

梁と小屋束のズレが生じ臍穴も無い

小屋裏の柱の瑕疵(塗装工房)

柱が梁に接続されていない状況


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外壁のチェック

外壁は建物外装の大部分を占めている部位なので、様々な場所で劣化や損傷が発生します。
外壁の南面であれば紫外線による塗膜の白亜化現象(チョーキング現象)や充填剤(シーリング剤・コーキング剤)の硬化や痩せて隙間が生じる事があります。
反対に北面であればカビや苔が発生したり腐食することもあるので注意して点検する必要があります。

外壁の点検ポイント

外壁の劣化は普段から注意して見ていれば素人でも判断出来る事が多いので、定期的にチェックするように心掛けて下さい。
特に目地以外の部分でもクラック(ヒビ割れ)が発生してくると注意信号です。
他にも外壁を触って白い粉が手に付着するようでしたら、塗膜が劣化により防水効果を失っている可能性が高い状態です。

チョーキング現象(塗装工房)

外壁の劣化は様々な原因で起こりますが、外壁材の歪みや反りなどは一度生じてしまうと元の状態に修復する事は困難なので、劣化が進行する前のメンテナンスや補強が必要です。
注意すべき点は、建物に生じている劣化や損傷が通常の経年劣化によるものなのか、特別な事情によるものなのかを判断する事です。
同じ外壁材の反りや歪みでも、紫外線や酸性雨などによる塗膜の防水効果が下がった事が原因なのと、不同沈下や基礎のクラックなどにより建物の傾きが原因なのでは対処方法が全く違ってきてしまいます。
外壁に気になる点が生じた場合には、何よりも先ず詳しい原因究明が求められます。

✅外壁のチェックポイント10


▢外壁に触ると手に白い粉が付く。
▢南面と北面で外壁の色が違っている。
▢目地のコーキングにヒビが入っている。
▢シーリング材に縮みによる隙間がある。
▢雨漏れしたことがある。


▢外壁にクラックが生じている。
▢塗装をしてから10年以上経過している。
▢外壁にカビや苔が生えている。
▢出窓やサッシから雨垂れが発生している。
▢外壁に滲みや退色が発生している。

目地のクラック(塗装工房)

目地のクラック(ヒビ割れ)

水切りからの雨垂れ(塗装工房)

水切りからの雨垂れ

留め釘の浮き(塗装工房)

外壁材の留め釘の浮き


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木部のチェック

外装に使われている木部は劣化しやすいので早期の対策(補修・補強・塗装など)が必要です。
例え、外壁材に耐候性や耐久性の高い塗料を塗っても、木部には定期的なメンテナンスが必要です。
つまり、木部を健全な状態で維持する為には、約10年ごとに足場を組み塗装する必要があります。

木部の点検ポイント

住宅の外装に使用されている木部(破風板・鼻隠し・軒天・幕板など)は、雨水や紫外線が当たると劣化してしまいます。
一度腐食した木部は元には戻らないので、劣化が気になる個所を発見したらメンテナンスを施すタイミングです。

破風板の塗膜が剥離している写真(塗装工房)

外装に使用されている木部は紫外線や酸性雨の影響を受けており、経年劣化の進行スピードも室内とは比べらない程はやいので注意が必要です。
特に塗料の防水効果の切れたあとに、長時間に亘り雨水があたると腐食しやすい状態になってしまいます。
スレート瓦やセメント瓦はメンテナンスをせずに放置しておくと、劣化が進行してしまいます。
住宅の木部が色褪せ(退色)したり留め釘が浮いたりカビや苔が発生してきた場合には、専門家による診断や調査を御検討して下さい。

✅木部のチェックポイント10


▢木部が経年劣化で変色している。
▢軒天の板が剥がれている。
▢破風や鼻隠しが退色している。
▢木部に割れや亀裂が生じている。
▢木部が腐食している。


▢破風板の塗料が剥離している。
▢母屋や棟木が痩せて隙間が生じている。
▢雨水の影響で鼻隠しが劣化している。
▢木部にカビが発生している。
▢木部に害虫が侵入している形跡がある。

破風板の塗膜が剥離(塗装工房)

破風板の退色と塗料の剥離

軒天の損傷(塗装工房)

軒天の板材の劣化と剥落

破風板の劣化(塗装工房)

破風板の充填剤の剥落


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鉄部のチェック

建物の鉄部に発錆が生じてしまうと、完全に元の状態に戻すことは出来ません。
表面を削って錆を落とし防錆剤や塗料を塗っても、錆びる前の強度になる訳ではありません。
一度でも錆びた個所は傷みやすくなるので、鉄部は錆びる前のメンテナンスを心掛けるようにして下さい。

鉄部の点検ポイント

住宅の外壁の鉄部は定期的にメンテナンスしないと退色や発錆が生じてしまいます。
一度、鉄部に錆が発生すると自然に症状が改善される事はありません。
素材の劣化を抑える為には適切な下地処理と塗装が必要です。住宅の鉄部の錆や退色に注意して点検して下さい。

霧除け庇の発錆写真(塗装工房)

住宅の鉄部には発錆以外にも、留め釘の浮きや外れが生じる事があります。
幾つかの原因が考えられますが、長期に亘る生活振動や地震や風雨の影響によるケースが多いです。
また鉄部と外壁材との取り合い個所の劣化が進行すると雨水が浸入する原因にも繋がりますので、隙間が生じたり撚れや捲れなどが生じたりしたら、早期に何らかの対策を施して下さい。
もし鉄部が大きく破損したり大規模な損傷を負った場合には、専門家による原因究明や補修を御勧めします。

✅鉄部のチェックポイント10


▢鉄部に発錆が生じている個所がある。
▢雨戸や戸袋に発錆が確認出来る。
▢霧除けに発錆が生じている。
▢雨戸や戸袋の塗料が退色している。
▢戸袋の留め釘が発錆している。


▢霧除けの塗料が剥離している。
▢霧除けの塗料が退色している。
▢水切りに錆が発生している。
▢水切りが詰っている。
▢ベランダの手摺りが錆びたりしている。

戸袋の留め釘(塗装工房)

戸袋の留め釘の外れ

霧除け庇の発錆(塗装工房)

霧除け庇に発錆

瓦棒に苔が発生(塗装工房)

瓦棒に苔が発生


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ベランダやバルコニーのチェック

住宅のベランダやバルコニーは雨水の影響を受けやすい部位の1つです。
特に雨水が集まりやすい排水ドレン周辺の滞水や立ち上がり壁の苔や黴の発生などは、定期的にチェックするように心掛けて下さい。
※建物の二階以上にある住宅から外部に張り出したスペースのうち、「屋根があるものがベランダ」で「屋根がないものがバルコニー」です。しかし最近では、ベランダもバルコニーも同義語として使われている場合もあります。

ベランダの点検ポイント

ベランダの階下は水漏れし易い場所です。
ベランダを長持ちさせるには、エアコンの室外機や物置や植物や物干し台などを設置せずに、水捌けが良い状態を維持する事が重要です。
ベランダは人が歩行するので屋根より経年劣化が早いと考えて下さい。

バルコニーのクラック(塗装工房)

住宅のベランダやバルコニーは洗濯物を干したり植物に水を与えたりする事が多く、晴れた日でも水捌けが悪くなることがあります。また定期的に人が歩行するので、床の防水効果が落ちやすくなることもあります。通常はベランダやバルコニーの階下には部屋が存在するので、劣化や損傷部分を放置しておくと室内が雨漏りする原因にもなります。
ベランダやバルコニーに退色が生じたり苔や黴が発生したりクラックなどが生じた場合は、専門家による検査を御勧めします。

✅ベランダ&バルコニーのチェックポイント10


▢ベランダの手すりが錆びている。
▢排水口に滞水している。
▢排水溝と建物側の勾配(傾き)が逆になっている。
▢ベランダの床に滞水する。
▢カビや苔が生えている。


▢クラックが発生している。
▢ベランダの階下に水漏れしている。
▢ベランダの床が退色や変色している。
▢取り合い部分が劣化している。
▢床に物が置かれている。
(観葉植物や物干し台や物置や室外機など)

ドレン周辺の滞水(塗装工房)

ドレン周辺の滞水

ベランダの写真(塗装工房)

ベランダ床に苔が発生

塗膜の剥離(塗装工房)

ベランダの立ち上がり塗料が剥離


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室内のチェック

外壁のクラックが発生したり外装材に反りや歪みが発生したりしている場合、原因が何処にあるのかを判断する上で室内の状態が参考になる事もあります。
建物内に何らかの不備(扉が開きにくくなった・内壁が歪んできた・床がギシギシ音がするなど)を感じた場合は、簡単に室内の状況をチェックして下さい。

室内の点検ポイント

住宅の室内は塗装とは無関係なように感じますが、現実的に小屋裏や床下や屋根の上を点検する事は困難です。
そこで室内にクラックや滲みが発生したり、建具や床の傾きを定期的にチェックする事で、住宅の劣化に早期対応出来るようにして下さい。

室内の壁の亀裂写真(塗装工房)

室内に雨滲みや雨漏りが発生している場合に、発生原因を究明したり修理などをせずに外壁に塗装を施してしまうと雨水の浸入箇所が分からなくなってしまう事があります。
また室内の床の歪みや内壁のクラックなどが外壁の劣化や損傷と何らかの因果関係があるかも知れません。
室内に不審なクラック(ヒビ割れ)や滲みや歪みなどがある場合は、外壁の塗装工事をする前に詳しい原因究明の調査が必要です。

✅室内のチェックポイント10


▢雨漏りがする。
▢室内の壁紙(クロス)に滲みがある。
▢天井に滲みがある。
▢脱衣場の床が軋む。
▢建具を閉めた時、上か下に隙間が出来る。


▢クロス壁にクラックが生じている。
▢床にビー玉を置くと一定方向に転がる。
▢脱衣場に黴が発生している。
▢和室の寿楽壁にクラックが発生している。
▢定期的にダニに噛まれる。

浴室のタイルの剥離(塗装工房)

浴室のタイルの浮き(剥離)

天井の破損(塗装工房)

天井材の劣化と損傷

天井の滲み(塗装工房)

和室の天井に滲みが発生


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床下のチェック

床下の点検口(床下収納庫を外した状態)から、床下を懐中電灯で照らして定期的に覗くだけでも役立つ事があります。床下の臭いや湿気や温度に異変や違和感を感じた場合には、原因を究明しておいた方が安心できます。
床下は普段点検しない場所だけに、新築時からの瑕疵が存在する事もあります。
また害獣や害虫が侵入していることもありますし、排水や給水の配管等から水漏れしていることもありますので、1年に1度くらいは床下の点検をお勧めします。

床下の点検ポイント

床下を定期的に点検する事は難しいですが、見えない場所だけに、どのような状況になっているのかを把握しておく必要はあります。
床下には建築時からの瑕疵がそのままになっている可能性もあるので、10年保証の期間を超える前に詳しい調査を実施してみるのも1つの選択です。

断熱材の落下写真(塗装工房)

床下の主要な木部(土台・大引き・柱など)にシロアリが発生したりカビや苔による腐朽が生じていると簡単には修復できない事もあります。
また住宅を建てて10年が経過してしまうと保証期間を過ぎてしまい、新築時からの瑕疵が存在していても建てた業者に無料で修理して貰えなくなる可能性も出てきてしまいます。
もし住宅を建ててから1度も床下を点検した事がなければ、1度は詳しい床下調査をしておいた方が安心です。

✅床下のチェックポイント10


▢床下の木部に一定以上の湿気がある。
(束柱や根太や土台や大引き等)
▢換気口に錆びが生じている。
▢床下から異臭がする。
▢シロアリ等の蟻道が確認できる。
▢床下の断熱材が外れている。


▢床下で物音がする。
(害獣などが住み着いている可能性)
▢耐圧盤や地盤が裂けたり割れている。
▢基礎にクラックが発生している。
▢接合金物など鉄部に発錆が生じている。
▢木部が腐食したり劣化したりしている。

基礎の瑕疵(塗装工房)

床下の基礎が寸足らずの状態

土台に接合されていないアンカーボルト(塗装工房)

アンカーボルトの発錆と土台との不接合

床下に発生したカビ(塗装工房)

床板(床合板)と根太に黴が発生


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基礎のチェック

住宅の基礎部分は建物の健全な状態を維持する上では非常に重要な部位だと言えます。
基礎に重大な欠陥が生じてしまうと、当然その上にある建物本体に影響が発生してしまいます。
そのためにも基礎の損傷や劣化の状況は常に把握しておく必要があります。

基礎の点検ポイント

住宅を支えている基礎にクラックや滲みが発生すると、コンクリート内部の鉄筋の酸化に繋がる可能性が出てきます。
基礎に発生した構造クラックは外壁や屋根のようにコーキングでは不十分な場合が多いので、修理前にクラックの状態を床下からもチェックする必要があります。

基礎のクラック(塗装工房)

基礎に構造クラックや変色など外から目視で判断できるような問題が発生している場合は、比較的早い段階で問題点を把握することが可能ですが、基礎の内部に発生している問題や床下側にのみ発生しているクラックなどの劣化や損傷は中々気が付きにくいものです。
そのような場合は専門の機材を用いて基礎の水分比率や基礎の強度や中性化進度や剥離状況などを測定することで客観的に状況を判断する事が出来ます。

✅基礎のチェックポイント10


▢換気口の鉄部が発錆している。
▢クラックが発生している。
▢基礎に滲みが発生している。
▢犬走りにクラックが発生している。
▢化粧モルタルが剥離している。


▢基礎に苔が発生している。
▢基礎に黴が発生している。
▢基礎に蟻道がある。
▢犬走りに小動物の糞が落ちている。
▢基礎の破片が落ちている。

基礎の剥離探査(塗装工房)

基礎の剥離を探査

基礎のクラック(塗装工房)

基礎の構造クラック

換気口の発錆(塗装工房)

換気口の発錆と破損


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外構のチェック

一か所でも構造クラックが発生した擁壁は元通りに修復する事が出来ません。
低下した擁壁の強度は元に戻すことが出来ないので、気になる兆候を感じた場合にはなるべく早く検査を受けるか、定期的に検査を受けるようにして下さい。

外構の点検ポイント

住宅の外構とは、ブロック塀や門扉や擁壁や車庫やフェンスやカーポートなど住宅の建物の外に存在する構造物全般を指します。
中でも、土間や犬走りや塀や擁壁などは住宅の健全度や寿命を考える上でも重要な要素になります。

ブロック塀の傾き測定(塗装工房)

ブロック塀は擁壁に比べて比較的容易に造作し直す事が可能ですが、どちらも地震などで道路側に倒壊してしまうと車両や通行人に対して被害を与えてしまう可能性があります。
数十年経過したブロック塀は強度が低下していたり道路側に傾いたりしている場合もあります。定期的に検査して状況に応じた補強や補修を検討して下さい。

✅外構のチェックポイント10


▢塀にクラックが発生している。
▢塀に滲みが発生している。
▢擁壁が傾いている。
▢塀に苔やカビが発生している。
▢車庫やフェンスなどが錆びている。


▢側溝に泥や汚れが堆積している
▢擁壁に滲みやクラックが発生している。
▢テラスに苔やカビが発生している。
▢土間や犬走りにクラックが発生している。
▢塀が破損している。

擁壁のクラック(塗装工房)

擁壁に構造クラックが発生

擁壁のクラック(塗装工房)

擁壁に無数のクラックが発生

塀のクラック(塗装工房)

住宅の塀にクラックが発生


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住宅塗装工事の御問い合わせ先

外壁塗装や屋根塗装の御困り事なら塗装工房に御任せ下さい。

お問い合わせ先

052-231-3595(発信者番号を通知して御掛け下さい。)

御問い合わせの時間帯

AM9:00~PM6:00(平日)

お見積りの時間帯

御希望の曜日(土日含む)や時間帯に実測や御見積りに伺います。

塗装工事の時間帯

御要望に応じて土日や祝祭日も対応させて頂きます。

詳しい塗装工房の御問合せから工事完了前での流れについては、弊社の『申し込みの流れ』の項を御覧下さい。塗装工房では御近所や御施主様の生活環境に合わせた作業時間にも対応させて頂きます。

外壁塗装の施工地域(愛知県・岐阜県・三重県)

塗装工房では愛知県・岐阜県・三重県に御住まいの方を対象にして、外壁塗装工事を行っています。御住まいの外壁塗装や屋根塗装を御検討中の方が御座いましたら、御気軽に塗装工房まで御相談下さい。

名古屋市の塗装工事の対応地域

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愛知県の塗装工事の対応地域

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岐阜県の塗装工事の対応地域

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三重県の塗装工事の対応地域

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