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屋根のリフォーム工事の種類
Q:屋根のリフォーム業者によって勧められる工事が違います。
何故でしょうか?
A:はい、それは最初から『落としどころ』が決まっているからです。
これは何も建築工事に限った事ではありません。
屋根の塗装業者は塗装工事を受注したいのであって、瓦の葺き替え工事を受注したい訳ではありません。また、総合的な屋根工事に対応しているリフォーム業者でも、自社が得意な工事や利益が大きい工事などを優先して勧めてしまいます。
屋根工事業者によって勧める工事内容が違う理由
見極めるポイントは幾つかありますが、基本的には「他業者の悪口や他の工事の欠点を指摘して、自社の良い事を述べて誘導しようとする」かどうかです。
つまり
「他社の悪い点や他社工法のデメリット」+「自社の良い点や自社工法のメリット」
で、営業をするケースです。
どのような工事にもメリットとデメリットは存在します。
あとは、あなたがリフォーム工事をする際に、優先する順位を明確にして・・・・
例1)築15年程度のスレート瓦に対して、リフォーム工事を勧める業者によって・・・・・
カバー工法(重ね葺き)を勧める業者
1:基本的な説明
現在のスレート瓦を生かして、その上から更に屋根を重ねる工法
2:他の工事のデメリット
・屋根瓦の葺き替え工事は工事費か高く工期も長くなる。
・屋根瓦を葺き替えると廃材の処分が大量に発生する。
3:カバー工法のメリット
・工期が短い。
・葺き替えより安く工事出来る。
・防音効果や断熱効果があがる。
スレート瓦の葺き替えを勧める業者
1:基本的な説明
現在のスレート瓦を解体して、新たにスレート瓦を・・・・
2:他の工事のデメリット
・カバー工法は重量が増えて重くなる。
・カバー工法は屋根が安定しなくなる。
3:葺き替えのメリット
・
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金属屋根への葺き替えを勧める業者
1:基本的な説明
2:その他の工事や工法のデメリットを説明
・高圧洗浄は屋根を傷める
・スレート瓦のカバー工法(重ね葺き)は
・スレート瓦への葺き替えは駄目
3:金属瓦のメリットを説明
・
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説明しない金属瓦のデメリット
金属瓦だと窓を開けて寝ている時に雨音がうるさい。(人によってはとても大きな問題)
屋根塗装を勧める業者
1:基本的な説明
2:その他の工事や工法のデメリットを説明
・高圧洗浄は屋根を傷める
・スレート瓦のカバー工法(重ね葺き)は
・スレート瓦への葺き替えは駄目
3:金属瓦のメリットを説明
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説明しない金属瓦のデメリット
塗装をする際に
例2)築20年の粘土瓦のに対して、リフォーム工事を勧める場合は
瓦に葺き替え
瓦止めを勧める業者
金属屋根に葺き替え
落とし処は一番重要
リフォーム工事の紹介サイト
自社に登録している加盟店に工事を依頼させたい。