塗料の種類

住宅用の塗料

塗装工房では下記のメーカーの塗料を使用した塗装工事を行っています。
記載の無い塗料やメーカーも対応していますので、御希望の塗料やメーカーなどが御座いましたらお気軽に担当者にお尋ね下さい。

塗料の基本的な構成

塗料は基本的に『顔料(色)』+『樹脂(塗料本体)』+『添加剤(樹脂の補助剤)』+『溶剤』で構成されていると考えて下さい。
アクリル樹脂を使用している塗料がアクリル塗料と呼ばれ、やウレタン樹脂やシリコン樹脂を使用している塗料が、それぞれウレタン塗料やシリコン塗料と呼ばれるています。

塗料の分類方法

塗料の種類は、どのような分類で分けるかによって異なってきます。
これが一般の方には紛らわしいようで、業者によってはわざと消費者に対して分かりにくく説明することで、業者の『売りたい塗料に誘導する』ケースもあるようです。

展色剤(樹脂)で分類
樹脂の種類で分類すると、だいたい下記のようになりますが、実際は低グレードのシリコン塗料よりも高グレードのウレタン塗料の方が耐久性も耐候性も上です。
2液型塗料の硬化剤は展色剤として分類される場合もあります。

フッ素塗料>シリコン塗料>ウレタン塗料>アクリル塗料

顔料で分類
顔料には着色機能や錆止め機能や特殊機能があり、顔料が含まれている塗料をエナメル、顔料が含まれていない塗料を透明塗料(クリヤー・ワニス)と呼びます。
特殊機能の中には遮熱機能やラジカル制御機能などを有する顔料があります。

添加剤で分類
添加剤は塗料に機能を付加する役割を担っています。
例えば、下記のような機能です。
・防腐機能や防カビ機能(防腐や防カビ効果がある添加剤)
・艶消し機能(塗膜の光沢度を落とす効果がある添加剤)
・消泡機能(塗装後の気泡が発生するのを防止する添加剤)
・可塑性機能(塗料の弾性力や密着力を高める添加剤)

溶剤(希釈剤)で分類
溶剤には真溶剤や助溶剤などが存在しますが、住宅塗料の溶剤は主に希釈剤のことを指します。
主剤の樹脂が油性塗料ならシンナーで希釈して、主剤の樹脂が水性塗料なら水で塗料を希釈して外壁や屋根を塗装します。塗装業者によっては油性(溶剤)塗料の方が雨に強いとか耐候性が高いと言う場合もありますが、使用する場所や使用する環境に応じて使い分けるのが一般的です。
例えば雨水が当たりやすい門扉や擁壁を油性塗料で塗ってしまうと、膨れが発生する可能性が上がります。どちらを選択するかは住宅の詳しい診断が重要なポイントになります。

1液型か2液型かで分類(添加剤の一種)
1液型は希釈すればそのまま外壁や屋根に塗装出来ますが、2液型は主剤と硬化剤を規定の比率で配合してから使用します。
1液型の塗料は一定期間後には希釈剤が揮発して塗料が硬化しますが、2液型の塗料は硬化剤と混ぜ合わせないと塗料は硬化しません。


アクリル塗料(外壁用塗料)

アクリル塗料の特徴

現在、アクリル塗料を外壁や屋根の塗り替え用に使用される事はあまりありません。
通常は新築時に外壁用に塗装して販売される事がある程度です。
但、アクリル塗料の中にも弾性性能や耐候性能を高めたハイグレードなタイプも存在します。

アクリル塗料の構成

アクリル塗料は『顔料+樹脂+添加剤+溶剤』で構成されています。

顔料・・・・『着色顔料』+『体質顔料』+『機能性顔料』
樹脂・・・・『アクリル樹脂』(合成樹脂)
添加剤・・・防腐剤や分散剤や防カビ剤や消泡剤や乾燥剤や艶消剤など
溶剤・・・・シンナーや水など

アクリル樹脂を主成分とした塗料をアクリル塗料と呼びます。

アクリル塗料のメリット

アクリル塗料のメリットとして下記のような点が挙げられます。
・通気性や透湿性が高い。
・扱いやすく作業が容易にできる。
・様々な素材に塗装出来る。
細菌はアクリル塗料のデメリットばかり記載されていますが、アクリル塗料は塗り替えし易いので、数年ごとに家主がDIYで塗り替えするのには適した塗料だと言えます。

アクリル塗料のデメリット

一般的なアクリル塗料のデメリットには下記のような点が挙げられます。
・耐用年数が短い。
・足場を組んだり人件費を考えると費用対効果が悪い。
・耐候性が低い。(紫外線に弱い)
一般的なアクリル塗料の耐久年数の目安は5~8年程度ですが、中にはシリコン塗料よりも耐候性や耐久性が高いタイプのアクリル塗料も存在します。

アクリル塗料のまとめ

全てのアクリル塗料は品質が低く使えない塗料のように説明される業者もいますが、決してそのような事はありません。
アクリル塗料の中にも、ラジカル制御型の塗料が存在したり、ポリカーボネート樹脂を配合した耐久性の高い塗料も販売されています。
また現在でも、軒天の塗装には透湿性の高いアクリル塗料が使用されます。
つまり、アクリル塗料だから使いものにならない塗料という訳ではありません。

アクリル塗料の種類

塗料メーカーアクリル塗料の名称       特      徴 
日本ペイントケンエースGⅡ低温での作業性や短期施工が可能
複数の素材が混在している部位の塗装向き
日本ペイントパーフェクトトップ一般的なシリコン塗料より耐用年数が長い
ラジカル制御型のアクリル塗料
関西ペイントビニデラックス高性能なアクリル樹脂系の塗料で、
作業性が高く内装や外装の仕上げに使用される。
関西ペイントアレスアクアグロス三次元構造塗膜で高性能
水性反応硬化アクリル樹脂を使用
エスケー化研レナラック下地への密着性が高く耐久性に優れている
複層塗材で安定した仕上がりが期待できる
エスケー化研水性コンポアクリル緻密な塗膜表面は塵や埃を寄せ付けない
特殊設計により黴や藻類に対して抵抗性が高い
アステックペイントピュアアクリルフッ素塗料と同程度の耐候性がある
高い弾性力がありヒビ割れに追従できる
アクリル塗料

ウレタン塗料(外壁用塗料・屋根用塗料)

ウレタン塗料の特徴

20年ほど前までは塗り替え用として非常に人気の塗料でした。
木部や鉄部や塩化ビニルなど多くの素材に使用できる塗料です。
合成樹脂の中でも弾性力が高く建材のクラックにも追従しやすいので、美観を損ないにくい塗料です。

ウレタン塗料の構成

ウレタン塗料は『顔料+樹脂+添加剤+溶剤』で構成されています。

顔料・・・・『着色顔料』+『体質顔料』+『機能性顔料』
樹脂・・・・ポリウレタン樹脂(合成樹脂)
添加剤・・・防腐剤や分散剤や防カビ剤や消泡剤や乾燥剤や艶消剤など
溶剤・・・・シンナーや水など

一般的にはポリウレタンの合成樹脂を主成分とした塗料をウレタン塗料と呼びます。

ウレタン塗料のメリット

ウレタン塗料のメリットには下記の点が挙げられます。
・クラック(ヒビ割れ)に追従するので劣化を目立たなく出来る。
・鉄部や塩化ビニルや木部など幅広い部位の塗装に適している。
・仕上がりが綺麗なので美観がよくなる。

ウレタン塗料のデメリット

ウレタン塗料のデメリットには下記の点が挙げられます。
・紫外線により変色や退色しやすい。
・シリコン塗料に比べて耐久性が劣る。
・冬場の温度が低い際の塗装には適さない。

ウレタン塗料のまとめ

ウレタン塗料は20年ほど前までは塗り替え用の塗料として人気でしたが、最近はシリコン塗料やラジカル制御型のシリコン塗料が人気です。
しかし実際は、外壁用塗料にシリコン塗料を使用して、雨樋や雨戸や破風板や戸袋や水切りをウレタン塗料で塗装する業者が多く、結果的に外壁材や屋根材以外の部位が劣化してしまいます。
外壁材や屋根材を塗装する塗料にばかり目が行きがちですが、それ以外の素材も同じ塗料で塗装しないと、塗り替え時期に差異が生じてしまうことになります。
また塗り替えを前提とした塗装を施す場合、シリコン系の塗装の上からは塗料が乗りにくい(弾いてしまう)ので、好んでウレタン塗料を選ぶ施主も存在します。

ウレタン塗料の種類

塗料メーカーウレタン塗料の名称      特      徴
日本ペイント水性ファインウレタン環境に優しく耐候性や耐久性に優れている
透湿性があり膨れが発生しにくい
関西ペイントアレスアクアレタン水性で低臭なので近隣に迷惑を及ぼさない
密着性や耐候性に優れ防カビ性も高い
エスケー化研クリーンマイルドウレタンセラミック複合技術に優れ耐久性が高い
旧塗膜の種類を問わず優れた密着性を誇る
ウレタン塗料の種類

シリコン塗料(外壁用塗料/屋根用塗料)

シリコン塗料の特徴

一般的シリコン塗料と呼ばれる塗料は、アクリルシリコン塗料の事を指します。シリコン塗料の特徴は主に下記の点が挙げられます。
・費用対効果が抜群に良い
・耐用年数が長い

シリコン塗料の構成

シリコン塗料は『顔料+樹脂+添加剤+溶剤』で構成されています。

顔料・・・・『着色顔料』+『体質顔料』+『機能性顔料』
樹脂・・・・『アクリル樹脂』+『シリコン化合物』を合成
添加剤・・・防腐剤や分散剤や防カビ剤や消泡剤や乾燥剤や艶消剤など
溶剤・・・・シンナーや水など

つまり一般的なシリコン塗料は、アクリル樹脂を変性剤として使用したものにシリコンが結合した塗料という事です。
アクリルシリコン塗料はシリコン塗料の一種ですが、最近ではアクリルシリコン塗料の事を略してシリコン塗料と呼ばれています。

シリコン塗料>アクリルシリコン塗料=シリコン塗料

実際のシリコン塗料には、アクリル樹脂を使用する以外に、アルキド樹脂やメラミン樹脂やエポキシ樹脂やポリエステル樹脂などを変性剤として使用しているものが存在します。
変性剤を使用しない純正のシリコン樹脂塗料は、現在住宅用には殆ど使用されていません。

シリコン塗料のデメリット

基本的にシリコン塗料は費用対効果が抜群の塗料ですが、クラックが発生しやすく雨水等が浸入しにくい構造になっているので、次の塗装をする際に密着力が低くなる可能性があります。
1回目の塗り替えでシリコン塗料を使用した場合は、2回目の塗り替えで密着力の高いシーラーやプライマーを使用する必要があります。(選択を間違えると剥離しやすくなる)

シリコン塗料の種類

塗料メーカーシリコン塗料の名称     特       徴
日本ペイントオーデフレッシュ
Si100Ⅲ
オール水性なので環境に優しく膨れが生じにくい
雨垂れ汚染しにくい親水化技術
日本ペイント水性シリコンセラ
UV
セラミック配合の水性塗料
耐シーリング汚染性と目止め効果に優れている
日本ペイントファインシリコン
フレッシュ
シロキサン結合で光沢の低下や変色が少ない
特殊セラミック成分により低汚染性を実現
日本ペイントファインSi隠蔽性がよく施工が容易に可能
オールラウンド型の弱溶剤系シリコン塗料
関西ペイントアレスアクア
シリコンACⅡ
緻密高光沢のアクリルシリコン樹脂
強靭塗膜形成技術により汚れが付着しにくい
関西ペイントアレスアクア
セラシリコン
高耐候高弾性超低汚染2液形の水性塗料
建物のクラックに追従して防水性を発揮
関西ペイントセラМシリコンⅢセラミック変性樹脂により優れた耐候性を発揮
付着した汚れと塗膜の間に雨水が入り汚れを除去
エスケー化研クリーンマイルド
シリコン
超耐久性NAD型特殊アクリルシリコン樹脂塗料
セラミック複合の特殊技術で超低汚染を実現
スズカファイン水性シリコンユニセラミック配合の水性アクリルシリコン樹脂塗料
反応硬化形の密着性・耐久性に優れた塗膜を形成
水谷ペイントナノコンポジットWナノテクノロジーから誕生した汚れにくい塗料
6つの機能を持つ水性の超高機能塗料
シリコン塗料の種類

上記以外にもシリコン塗料は各メーカーから多数販売されています。御希望のメーカーや種類がある方は、お気軽に御相談下さい。


フッ素塗料(外壁用塗料/屋根用塗料)

フッ素塗料の特徴

非常に耐候性が高い塗料で、空港や高層ビルや灯台などの塗装にも使用されています。耐候性が非常に高く紫外線や酸性雨による建物の劣化や浸食に対しても効果を発揮してくれます。
一般的に塗料の耐用年数は15~20年ぐらいだと言われています。
しかしフッ素塗装をしたから建物の寿命が延びる訳ではありません。建物の劣化や損傷が激しい場合に、フッ素塗装をしたからといって建物の劣化が治る訳でも長期間維持できる訳でもありません。

フッ素塗料の構成

フッ素塗料は『顔料+樹脂+添加剤+溶剤』で構成されています。

顔料・・・・『着色顔料』+『体質顔料』+『機能性顔料』
樹脂・・・・フッ素樹脂
添加剤・・・防腐剤や分散剤や防カビ剤や消泡剤や乾燥剤や艶消剤など
溶剤・・・・シンナーや水など

一概にフッ素塗料と言っても、従来のフッ素(3フッ化フッ素)樹脂と、耐候性の高いフッ素(4フッ化フッ素)樹脂が存在します。

3フッ化フッ素樹脂・・・3つのフッ素+塩素+2つの炭素
4フッ化フッ素樹脂・・・4つのフッ素+2つの炭素

4フッ化フッ素樹脂は塩素を含まない為、紫外線に対する耐候性が高いのが特徴です。

フッ素塗料はウレタン塗料よりも、防カビ性に優れている(添加剤の機能の効果)とか、防錆効果がある(機能性顔料の効果)などと言う業者もいますが、「フッ素樹脂の効果の特徴」か「顔料や添加剤の効果の特徴」なのかは分けて説明してもらう方が選択する際の判断が容易です。

フッ素塗料のメリット

フッ素塗料のメリットには下記の点が挙げられます。
・親水性が高いので外壁や屋根の汚れを洗い流してくれる効果もあります。
・非常に耐候性が高いので建物を劣化から長期間に亘り守ります。
・熱にも強いので、真夏の猛暑から建物を保護する効果もあります。

フッ素塗料のデメリット

フッ素塗料のデメリットには下記の点が挙げられます。
・艶消しの塗料が無い。
・塗膜が硬いので、建物の経年劣化や損傷が激しい場合にはクラックが発生する可能性があります。
・艶有り塗料しか存在しません。
とにかくフッ素塗料なら最上級なので間違いが無い提案する塗装業者もいますが、建物の状態によっては御勧め出来ない場合もあります。(劣化や損傷が酷い場合など)

フッ素塗料の種類

塗料メーカーフッ素塗料の名称    特      徴
日本ペイントファイン4Fセラミック4フッ化フッ素セラミック変性樹脂塗料
バイオ技術により藻や黴や苔などの発生を防ぐ
関西ペイントアレスアクアセラフッ素高耐候高弾性超低汚染2液形水性フッ素樹脂塗料
マイクロカプセル技術で水性親水化
エスケー化研クリーンマイルドフッ素超低汚染弱溶剤形ふっ素樹脂塗料
セラミック複合の特殊技術で超低汚染を実現
エスケー化研クールタイトF低汚染・超耐久型ふっ素樹脂系屋根用遮熱塗料
屋根用の遮熱性能を備えたフッ素塗料
エスケー化研セラタイトF塗膜表面が低帯電性になり粉塵やガス汚染に効果を発揮
耐酸・耐アルカリ性などの耐薬品性に優れている
菊水化学工業スーパーパワーフッ素シロキサン結合+4フッ化フッ素樹脂のハイブリッド
レオロジーコントロール技術で塗着力と隠蔽性を実現
フッ素塗料の種類

ラジカル制御型塗料(外壁用塗料/屋根用塗料)

ラジカル制御型塗料の特徴

ラジカル制御型塗料は、酸化チタン(顔料に含まれる物質)に特殊なコーティングを施すことで『ラジカルを発生させない機能』が付いた塗料ということになります。更にラジカル制御型塗料にはHALSと呼ばれる光安定剤も含まれています。このHALSが紫外線による劣化を抑制して塗料の耐久性を向上させているのです。

ラジカルは塗料名ではない

アクリル塗料やシリコン塗料が樹脂の種類を指すのに対して、ラジカル制御型塗料のラジカルは樹脂の種類を指している訳ではありません。
勿論、塗装業者や工務店などは把握していますが、一般の方の中には誤解している方が結構います。つまり「シリコン塗料のラジカル制御バージョン」とか「フッ素塗料のラジカル制御バージョン」の様なイメージです。
抑々、ラジカルとは塗膜を劣化させる原因物質だといわれています。つまり『ラジカル』とは健全な外壁の維持に対して「良い物質ではない」という事です。

因みに日本ペイントの「パーフェクトトップ」はアクリル塗料です。

ラジカルは塗膜を白亜化させる原因物質

塗料を構成している顔料の中に含まれる酸化チタンが、紫外線に触れると『ラジカル』と呼ばれる物質が発生してしまいます。住宅用の外壁塗料や屋根塗料が白亜化現象(手で触ると白い粉が付く/チョーキング現象)する原因は、このラジカルの悪影響なのです。
反対に、このラジカルを制御する事が出来れば、塗料の寿命を飛躍的に延ばす事が可能になるのです。

ラジカル制御型塗料の構成

ラジカル制御型塗料は『顔料+樹脂+添加剤+溶剤』で構成されています。

白が含まれない顔料・・CMYKにはHALS(光安定剤)と紫外線吸収剤が含まれている。
白が含まれる顔料・・・上記に加えて酸化チタンにコーティングが施されている。
樹脂・・・・・・・・・シリコン樹脂やウレタン樹脂など
添加剤・・・・・・・・防腐剤や分散剤や防カビ剤や消泡剤や乾燥剤や艶消剤など
溶剤・・・・・・・・・シンナーや水など

つまりラジカル制御型塗料は、シリコン塗料やフッ素塗料に、オプションとしてラジカル制御機能が加えられた塗料という事です。
しかし態々、ラジカル制御型塗料と呼ぶのには理由が存在します。(御関心がある方は御見積の際に担当者に御訊ね下さい。)

※白色が含まれていない顔料は、シアンー≒水色・マゼンダ≒赤紫色・イエロー≒黄色・キープレート≒黒色です。一般的にはCMYKと呼ばれ、CMYKには酸化チタンが含まれていません。

ラジカル制御型塗料のメリット

ラジカル制御型塗料のメリットとしては下記のような特徴が挙げられます。
・塗装してからの光沢が持続しやすい。
・白亜化現象(壁を手で触ると白い粉が付く現象/チョーキング現象)が起こりにくい。

ラジカル制御型塗料の種類

塗料メーカーラジカル制御型塗料     特      徴
日本ペイントファインパーフェクト
トップ
高耐候酸化チタンと光安定剤によるW効果で耐候性が高い
1液ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料
日本ペイントパーフェクトセラミック
トップG
フッ素樹脂塗料を超える高耐候性を発揮
ラジカル制御技術にセラミックハイブリッド技術を融合
関西ペイントアレスダイナミック
トップ
シリコンレジン+UVトラップ+ラジカルバリヤコート
ラジカルをHALSラジカルキャッチャーで捕獲し無害化
エスケー化研プレミアムシリコン高気密無機シールド層+高気密有機シールド層
超耐候形特殊ハイブリッドシリコン樹脂塗料
菊水化学工業ロイヤルシリコンラジカルトラップ+デンスシリカ処理+紫外線吸収技術
1液水系反応硬化型シリコン樹脂塗料
ロックペイントハイパーユメロック溶剤2液低汚染リアルハイブリッドシリコン樹脂塗料
NAD樹脂の特性を生かしたレオロジーコントロール技術
ロックペイントサンフロンアクアラジカルコントロ-ル技術を集結した水性フッ素樹脂塗料
セルフクリーニンング機能を長時間維持
ラジカル制御型塗料の種類

光触媒塗料(外壁用塗料)

光触媒塗料の特徴

光触媒塗料にはセルフクリーニング機能があり、雨が降ると外壁の汚れを自動的に洗い流してくれるという特徴があります。つまり光触媒塗料で外壁や屋根を塗装すると、雨垂れや汚れが付着することなく、建物の美観を長期的に維持できるという塗料です。

二酸化チタンが含まれている塗料

光触媒塗料には二酸化チタンが含まれており、光触媒塗料で塗装された建物の表面は二酸化チタンでコーティングされることになります。
太陽光に含まれる紫外線が、住宅を覆う二酸化チタンにあたると活性酸素を生じさせます。この際に生じた活性酸素が汚染物質を分解してくれるので、光触媒塗料で塗装した住宅には汚れが付着しにくくなります。
また光触媒塗料には親水性があり雨水が吸着しやすいので、外壁に付着した汚れを洗い流しやすいという利点もあります。

雨水で洗い流せない汚れもある

光触媒塗料で塗装した住宅は排気ガスの汚れが付着しにくくなりますが、発錆や鳥獣の尿や糞汚れや葺き土や漆喰などの汚れ等は除去できません。

屋根用の光触媒塗料は無い

現在のところ、屋根用の光触媒塗料が販売されていないので、同じ塗料で屋根と外壁を塗装する事が出来ません。また木部にも使用出来ないので光触媒塗料の耐久年数が長くても、木部や屋根を塗装する必要があります。
雨水により汚れを洗い流してくれるので、雨水があたらない個所とあたる個所では汚れに差が生じてしまいます。また紫外線があたらない壁面では効果が期待できない。

大手3社は販売していない

住宅用の塗料メーカ―大手の日本ペイントと関西ペイントとエスケー化研からは、光触媒塗料が販売されていません。
現在、光触媒塗料の先駆けになったTOTOグループのTOTOオキツモコーティングス(株)の『ハイドロテクトシリーズ』は製造をしていません。

光触媒塗料のメーカー(外壁用)

塗料メーカー光触媒塗料の種類     特      徴
日本特殊塗料エヌティオ光触媒効果で有機物を分解して美観を維持
塗装後も下地の透明性を損なわない
ニュートラルNU-COAT親水性・分解能力に優れたアパタイト光触媒
少ない紫外線量でも十分な光触媒効果が得られる
SICコーティングスアートファイン微弾性シリコンタイプの光触媒仕上げ材
紫外線が当たると化学反応で有害物質を除去
ピアレックスピュアコート光触媒効果(活性酸素の発生)で外壁の有機物を分解除去
超親水性で紫外線が当たりにくい北面の汚れも除去
OPTIMUSオプティマス
ホワイトペイント
スーパーキャプセル法で建材の劣化を防ぐ効果を発揮
コロイダルシリカの配合で無機と有機のハイブリッドを実現
TOTOオキツモ
コーティングス
ハイドロテクト
シリーズ
光触媒塗料の先駆けとなったTOTOグループ
現在は販売されていない
光触媒塗料の種類

無機塗料・セラミック塗料(外壁用塗料)

無機塗料の特徴

無機塗料は他の有機塗料と違い樹脂に無機物が配合された塗料です。
本来、無機物は炭素を含まないので紫外線で劣化する事がありません。つまり無機物は何百年でも劣化せずに品質を保つことが可能なのです。
しかし無機物だけでは固すぎて塗料として使用できないので、有機物を混ぜて無機塗料と呼ばれています。
セラミック塗料は無機物のセラミックを樹脂塗料を配合して製造されているので、無機塗料の一種だと言えます。塗装業者や塗料販売店によっては、敢えて無機塗料とセラミック塗料を差別化して販売している業者も存在します。

無機塗料のメリット

無機塗料のメリットには下記の点が挙げられます。
・無機物なので燃えにくい。(不燃性)
・有機塗料のフッ素よりも耐久性や耐候性が高い。
・退色や変色しにくく長期間美観を保てる。
・カビや苔が発生しにくく、親水性が高いので汚れにくい。
簡単に考えると、非常に長持ちする塗料だと言えます。

無機塗料のデメリット

無機塗料のデメリットには下記の点が考えられます。
・地震や生活振動でクラックが発生しやすい。
・多くの色が選択出来ない。
・木部や塩化ビニルなど相性が悪い素材がある。
外壁の反りやクラックなどに追従できないので、ヒビ割れが発生しやすい塗料だと言えます。また、木部や鉄部など相性が悪い箇所があるので、結局数年ごとに雨戸や木部などを塗り直さなくてはいけなくなる可能性もあります。

無機塗料の定義がはっきりしない

無機塗料とはいえ無機物だけでは塗料に出来ないので、どうしても有機物を配合する必要が出てきます。この際に問題なのが、配合する比率が決まっていないという点です。
つまり、無機物80%+有機物20%でも無機塗料と言えますし、無機物1%で有機物99%でも無機塗料と呼べることになってしまいます。
だから、無機塗料には粗悪な品も存在しますが、無機物が少しでも含まれていれば無機塗料と呼べなくもないので、消費者の判断が難しくなる点でもあります。

無機塗料の構成

塗料は『顔料+樹脂+添加剤+溶剤』で構成されています。

顔料・・・無機顔料
樹脂・・・無機物+有機物(合成樹脂/フッ素やシリコン樹脂など)
添加剤・・・・・・・・防腐剤や分散剤や防カビ剤や消泡剤や乾燥剤や艶消剤など
溶剤・・・・・・・・・シンナーや水など

つまり無機塗料は、有機塗料(フッ素塗料やシリコン塗料)にオプションとして無機物が加えられた塗料という事です。
しかし、メーカーによっては無機ハイブリット塗料(無機物+合成樹脂)と呼ぶ場合もあります。

無機塗料の耐用年数

無機塗料は、有機物(合成樹脂)と無機物を配合した塗料です。先述した通り、無機物は半永久的に耐久するので、無機塗料の耐用年数は、配合した合成樹脂の種類次第という事になります。
つまり、合成樹脂にシリコンが使用されていれば耐用年数は10~15年程度で、フッ素が使用されていれば耐用年数は15~20年程度です。
しかし実際は木部や雨樋や鉄部などの塗装が必要になるので、10年程度で足場を設置して部分塗装が必要になります。また外壁の目地剤の打ち替え等も必要になります。(大体8~15年程度で硬化する)

無機塗料のメーカーや種類

塗料メーカー無機塗料の種類     特      徴
日本ペイントダイヤモンド
コート
UVカットクリヤーコーティングで色褪せを防ぐ
紫外線による塗装膜の摩耗を防ぐ高い効果
日本ペイントアプラウド
シェラスタNEO
超耐候超低汚染水性2液形無機塗料
無機系樹脂で建築用塗料最高位の超高耐候性を実現
関西ペイントムキフッソフッ素樹脂塗料の無機結合(従来はウレタン結合)に成功
耐紫外線・耐加水分解性に優れた塗料
関西ペイントアレスダイナミックMUKI無機と有機の特性を発揮したハイブリッドテクノロジー
4つの塗膜コントロール技術でラジカルを無害化
エスケー化研スーパー
セラタイトF
水性の一液タイプなので作業し易く低汚染を実現
無機(セラミック)+フッ素+ラジカル制御技術
エスケー化研セラミタイト
ペイント
無機高分子系艶消し塗料
硬く緻密な構造を示す塗膜は長期間に亘り建物を保護
アステック
ペイントジャパン
無機ハイブリッド
コートJY
屋根用の遮熱効果も高い耐久性に優れた無機塗料
セラミック成分が帯電を防ぎ汚れが付着しにくい構造
光触媒塗料の種類

遮熱塗料(外壁用塗料・屋根用塗料)

遮熱塗料の特徴

遮熱塗装をすることで得られる効果は主に下記の3点です。
・建材の劣化を防ぐ
・室内の温度を下げる
・省エネ効果がある

遮熱塗装は屋根の表面温度を下げる効果がある

屋根に遮熱塗装を施すことで屋根の表面温度を10~20度下げる事が可能です。
屋根の表面温度が下がれば、自ずと屋根材や外壁材の経年劣化の進行を抑制させる効果が期待できます。
具体的には、外壁や屋根にクラックが生じにくくなったり金属部分の熱による膨張が抑えられるので、建材の劣化防止にも貢献できます。

遮熱塗装に室内の温度上昇を抑える効果がある

屋根に遮熱塗装を施す事で、室内の温度も減少させることが出来ます。建物の使用状況や立地条件や生活環境などにもよりますが、一般的には1~3度の減少効果が期待できます。一見あまり変わらないように感じるかも知れませんが気温30度と27度では、全く体感が違ってきます。これが毎日続くと考えると非常に大きな効果が期待出来るのです。

遮熱塗装には省エネ効果がある

屋根や外壁に遮熱塗装を施すことで、冷房機器の使用頻度や使用時間を減少させることが出来ます。エアコンの消費電力が削減できれば省エネに繋がります。省エネの効果は生活環境や立地条件などにより差がありますが、だいたい5~30%位の省エネ効果があると言われています。

遮熱塗料のデメリット

遮熱塗料のデメリットには下記のような点が挙げられます。
・施工費が高い
・施工が難しい
・塗装する色によって効果に差が出る
・冬場に建物の温度が下がる可能性がある

特に塗装する色による効果の違いはかなりあります。白色に近い色は効果が高く、黒色に近い色は効果が低いのが特徴です。

遮熱塗料の構成

遮熱塗料も『顔料+樹脂+添加剤+溶剤』で構成されています。

顔料・・・・・近赤外線を反射する要素が顔料に使用されている。(遮熱効果)
樹脂・・・・・シリコン樹脂やウレタン樹脂など
添加剤・・・・防腐剤や分散剤や防カビ剤や消泡剤や乾燥剤や艶消剤など
溶剤・・・・・シンナーや水など

つまり遮熱塗料は、シリコン塗料やフッ素塗料にオプションが加えられた塗料という事です。
しかし態々、遮熱塗料と呼ぶのには理由が存在します。(御関心がある方は御見積の際に担当者に御訊ね下さい。)

遮熱塗料は樹脂分類ではなく顔料分類

遮熱塗料はラジカル制御型塗料と同じく、樹脂の種類で名称が付けられていません。
一般の方が紛らわしく感じてしまう要因です。
通常、住宅用の塗料を樹脂で分類した場合は下記のようになります。
アクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料
しかし遮熱塗料やラジカル制御型塗料は樹脂による分類ではなく、顔料による分類なのです。
つまり、『樹脂がシリコン塗料+顔料が遮熱塗料』や『樹脂がフッ素塗料+顔料が遮熱塗料』が存在するのです。

遮熱塗料のメーカーや種類

塗料メーカー遮熱塗料の名称       特      徴
日本ペイントサーモアイ4F太陽熱高反射4フッ化フッ素樹脂屋根用塗料
4フッ化フッ素樹脂の使用によりシリーズ最高の耐候性を誇る
日本ペイントサーモアイSi上塗りと下塗りのダブル反射で高い遮熱性を実現
シリコン樹脂塗料の結合力で過酷な環境でも耐久性を保持
日本ペイントファインパーフェクト
クーラーベスト
遮熱効果+ラジカル制御技術で高耐候性を発揮
水性ラジカル制御形高耐候屋根用高日射反射率(遮熱)塗料
関西ペイントアレスクール
水性Si
温度上昇の要因になる赤外線を効率よく反射
防カビ剤・防藻剤を配合した環境に優しい遮熱塗料
関西ペイントアレスクール
2液F
弱溶剤形2液フッ素樹脂屋根用高日射反射率(遮熱)塗料
上塗りと下塗りのWブロック工法を実現
エスケー化研水性クールテクトSi微弾性を持つ下塗り+遮熱性の高い上塗りのクールテクト工法
屋根材の温度上昇を抑える事で屋根材の耐久年数にも貢献
ミラクールミラクールS100優れた日射反射性能により、屋根表面温度の上昇を抑制
優れた耐水性・耐湿性・耐薬品性等で屋根材を保護
日本特殊塗料パラサーモN優れた遮熱性能で室内の温度上昇を軽減
2液型弱溶剤ウレタン樹脂遮熱塗料
水谷ペイント快適サーモSi遮熱効果の高い下塗り剤を使用する事でW遮熱効果を実現
3工程でトリプル機能(遮熱・反射・断熱・耐候)を発揮
遮熱塗料の種類

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